- 2020年12月13日
- 2022年2月13日
『返校』(Detention)ドラマ版考察:「白色テロ」の象徴
ホラーゲームをもとに製作された台湾ドラマ『返校』は、過去に台湾で起きた「白色テロ」をテーマに物語が進み、随所から「白色テロ」当時と同じような出来事が見られる。そこで今回は、ドラマ内で見られる白色テロの象徴「禁書」「禁歌」「鬼札(幽霊札)」「監視・密告」について考察していきたい。
ホラーゲームをもとに製作された台湾ドラマ『返校』は、過去に台湾で起きた「白色テロ」をテーマに物語が進み、随所から「白色テロ」当時と同じような出来事が見られる。そこで今回は、ドラマ内で見られる白色テロの象徴「禁書」「禁歌」「鬼札(幽霊札)」「監視・密告」について考察していきたい。
台湾ドラマ『返校』(Detention)は、同名のホラーゲームに基づく作品で、他にも映画版がすでに公開されている。台湾歴史上の出来事「白色テロ」を題材に、2017年に開発したゲームが大ブームとなり、2019年には映画が公開されている。では早速、ドラマ版『返校』が描く時代背景、あらすじや登場人物について見ていこう。
2020年10月より放送開始した台湾ドラマ『天巡者』は、日本のNetflixでも毎週月曜日に最新話を更新中!前回の記事では、鍾馗や孟婆をはじめとする主要登場人物や道教の話を少し紹介した。今回は鍾馗の部下として働く脇役の二人、七星剣霊の女の子「小七」と蝙蝠(コウモリ)男「阿福」の人物設定について深堀していきたい。
2020年10月25日から放送開始の台湾ドラマ『天巡者』(The Devil's Punisher)は、道教系の神・鬼王「鍾馗」が鬼退治する話を描く。道教や台湾民間伝承をモチーフにしているので、今回はドラマの内容をより楽しめるよう、道教の神々についての基礎知識とあわせて登場人物を紹介していきたい。