これが好きならあなたも台湾通!?台湾のディープなローカルフード「麻辣鴨血」の魅力と作り方

こんにちは。甘党Yです。

今回は、知らない人が聞いたらちょっと驚いてしまうような台湾の食べ物をご紹介したいと思います。

その名も「鴨血(ヤーシエ)」。名前から想像できる通り、鴨(アヒル)の血を固めた食材です(ちなみに鴨は野生のカモ、品種改良して家禽化したものがアヒルとのこと)。

台湾で麻辣鍋を食べた時、茶色いレバーのようなものが入っていてなんだろうと不思議に思い、妻に尋ねたところ、「鴨血」と聞いて驚きました。鴨の血と聞くと食べるのが怖くなりますが、レバーなどと比較してもクセはほとんどなく、豆腐とこんにゃくを足して二で割ったような独特な食感の虜になる人も多いようです(甘党Yもその一人)。

ちなみに台湾には豚の血を固めた「豬血(ジューシエ)」という食材もあります。

そして、この台湾のディープなローカルフード「鴨血」を麻辣スープで煮込んだ「麻辣鴨血」が、遂に日本でも食べれるようになりました。

そこで今回は台湾好きでも食わず嫌いの人が多そうな「麻辣鴨血」の魅力と食べ方についてご紹介したいと思います。

「鴨血」の魅力

日本でもすっぽんの血は滋養強壮の効果があることが知られていますが、台湾でも「鴨血」は栄養価が高い食材として知られています。

鉄分やビタミン、タンパク質、ミネラルといった栄養分が含まれていて、血を補うという観点から、生理中の女性が食べたり、便秘解消や腸のデトックスを期待して食べられることも多いようです。

「鴨血」というとなんだか鉄の味がしそうですが、味や匂いはほとんどないため、台湾では一般的に漢方スープで煮込んだ麻辣鍋の食材として用いられます。

漢方が効いた刺激的なスープと「鴨血」の独特な食感は相性抜群、台湾人の元気の源となっています。

「麻辣鴨血」の作り方

それでは「麻辣鴨血」の作り方をご紹介します。今回は「福忠字号 麻辣鴨血」を食べたいと思います。

「福忠字号 麻辣鴨血」には500gのレトルトパックが2つ入っています。合計1kgなので、ずっしりと重たいです。箱も高級感あるマットな質感です。

作り方といっても、レトルトパックごと沸騰したお湯で15分温めるだけ。とても簡単に「麻辣鴨血」ができてしまいます。

中身を鍋に開けて、15分間煮込んでもよいようです。濃い味がお好きな方は、鍋に出して煮込んだ方がより味が濃縮されるような気がします。

お好みで野菜や麺などの具材と一緒に煮込むとスープを有効活用できます。今回は九条ネギと水菜を「麻辣鴨血」に加えました。スープの量が結構多いので、色々な食材を加えて自分のベストな食べ方を見つけるのがよさそうです!

「福忠字号 麻辣鴨血」実食!

それでは「福忠字号 麻辣鴨血」を食べたいと思います。

漢方の美味しそうな匂いが香る麻辣スープに、大きな「鴨血」の塊が三つ入っています。

「鴨血」を箸でつまむと、「鴨血」ならではのぷるぷる・つるつるとした感触が箸を通して伝わってきます。

本場の「鴨血」が自宅にいながらにして食べれる日がくるとは!

なめらかな口当たりの「鴨血」を一口噛めば、キュキュとした「鴨血」の独特な食感!豆腐よりもはりや弾力があって、こんにゃくほど主張が強くはない、噛むと口の中ではじける様な食感は、「鴨血」ならではです。

「鴨血」自体にクセはほとんどなく、漢方を効かせた麻辣スープの奥行のある味が、しっかりと染みこんでいます。

味・ボリュームともに大満足。レトルトパック一つが一人前のようですが、大きな「鴨血」が三つも入っているので、一人で食べると少し量が多いかもしれません。他の食材を加えて二人くらいで食べるのがちょうどよいかと思います。

台湾のディープなローカルフード「鴨血」が好きなみなさんも、食わず嫌いでまだ食べれていないみなさんも、ご興味があればぜひ食べてみてください!!

福忠字号 麻辣鴨血」は、台湾食品オンラインショップ「Hojia Market」で購入することができます!
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