2020年10月末、コロナ禍の真っ只中に沖縄県宮古島で日本側の結婚式・お披露目パーティーを開催しました。
新型コロナにより結婚式開催が難航したため、規模を縮小して日本側親族+台湾側友人1名のみが現地参加、台湾側の親族と友人は全員オンラインで参加しました。(残念ながらアフターパーティーは2度延期した上で中止を決意し、結構な金額のキャンセル料が…。このブログでも何度か愚痴を言ってきましたが、本当に新型コロナが憎いです)
遠距離恋愛かつ国際結婚だったので、プロポーズから結婚式まで3年以上経ち、本当に長い道のりでした。「あの時大変だったけど幸せだったね」と将来振り返られるよう、記録を残したいと思います。
会場:宮古島「シギラミラージュ ベイサイドチャペル」
私たちは宮古島の「シギラセブンマイルズリゾート(南西楽園リゾート)」内、「シギラミラージュ ベイサイドチャペル」で結婚式を挙げました。ワタベウェディングさんがプロデュースし、2019年4月にOPENした新しいチャペルです。
2019年2月頃に契約した当時は、チャペルはまだ完成しておらず、実物の写真も見ていないですが、「宮古島だし、絶対綺麗でしょう」という謎の自信で決めました(笑)
挙式前日に初めてチャペルを見て、イメージ通りの可愛さと、海が見える素晴らしいロケーションに感動し、さっそくチャペルに愛着が湧きました。
宮古島挙式にした理由
国際結婚で悩みがちなのが結婚式・披露宴の開催地。2人で話し合った結果、沖縄のリゾート婚にしました。
- 日本と台湾の中間地にしたかったため(結果台湾から来れず残念…)
- プロポーズ後、2人で行った旅行先が沖縄だったため
- 沖縄で石垣島、竹富島などの離島に行ったが、まだ宮古島に行ったことがなかったため
新型コロナが心配でしたが、ちょうご10月に新型コロナが少し下火になった時期に運よく行けました。日本側親族と宮古島観光を一緒にできたので良かったなと思っています。
前日の流れ:現地打ち合わせ
宮古島滞在中は、チャペル隣接の「ホテル シギラミラージュ」に滞在しました。挙式日前日は朝6時の飛行機に乗り、午前中にホテルに到着。午後からプランナーさんと部屋内で打ち合わせをしました。
プランナーさんは台湾台中で交換留学したことがある可愛らしい女性!打ち合わせでは当日の流れ、衣装やメイクの事前ヒアリング、オプションプランなどを2~3時間ほどかけて確認。はじめての現地打ち合わせですが、疑問点も解消されて安心しました。
なお、部屋はホテルのご厚意でグレードアップいただき、チャペルと海景色が見える高級な部屋に泊まることができました!
当日の流れ:チャペルでの挙式
当日の流れは大きく分けて以下となります。前編の記事では「①ホテル支度~⑥挙式後の写真撮影」まで振り返ります。
- ホテルでの支度
- ホテルフォトツアー
- オープンカーでチャペルへ移動
- 挙式前のリハーサル、ベールダウン
- 挙式本番
- 挙式後の写真撮影(チャペル内、シギラビーチ)
- お披露目パーティー
- オプション:ビーチ撮影(与那覇前浜ビーチ)
①ホテルでの支度
当日は朝11時に挙式予定だったので、朝7時からホテルの部屋でメイク・ヘアメイク・着付けを行いました。メイクさんは宮古島の方で、シギラの地名の由来や、宮古島小中学の思い出など色々楽しくお話しました。
新郎もせっかくなのでメイク・ヘアメイクをつけましたが、30分ほどで即終了し手持無沙汰に(笑)ちなみに宮古島は風が強いと言われ、新郎は「島仕様」の強力ヘアスプレーをかけてもらいましたが、後に想像を絶する風の強さがを思い知ることに…
そして、メイク中にカメラマンさんも到着し、迅速に撮影がスタートしました。ちなみに、婚約・結婚指輪は夫のナイスチョイスでMIKIMOTOにしましたが、ちょうどワタベウェディングさんのティアラ(カチューシャ)、イヤリング、ネックレスもMIKIMOTOのだったので、運命を感じました。
②ホテルフォトツアー
挙式・宿泊プランにホテルフォトツアーがついていたので、支度が終わったらホテル シギラミラージュのフォトツアーへ出発。ホテルの外に出た瞬間、強風でヘアメイクが速攻崩れてしまい、結局その日に20回以上ヘアスプレーをかけました。
それはさておき、ラグジュアリーホテルでバチェラー・ジャパンのような写真が撮れ、挙式前にもう満足しました(早い)
③オープンカーでチャペルへ移動
ホテルフォトツアーが終わったら、いよいよチャペルへ向かいます。ホテルからチャペルまで歩いて5分もかからないですが、契約時から楽しみにしていたオープンカーで移動。ただ、この日は台風が近くに来ていたため、髪やアクセサリーがすべて飛んでいきそうな強風で疲弊しました。
挙式後に、オープンカーのナンバーが「いい夫婦=1122」だったと、届いた写真を見てから気づきました。細部までさりげなくこだわるところが日本の良さだなと感動。
④挙式前のリハーサル、ベールダウン
チャペルに到着したのは挙式の30分前。ここでいよいよ初めてチャペルに踏み入れ、牧師やスタッフさんと打ち合わせを。なお、牧師さんは沖縄の方で、台湾にも行ったことがあると優しく緊張をほぐしてくれました。
その後チャペル内で2人の写真撮影を。撮影が終わる頃にゲストたちも到着したので、私たちは控室に移動しました。挙式直前にベールダウンも行いましたが、母親が来れなかったので、日本在住の親友に頼みました。
⑤挙式本番
11時になるといよいよ本番。なぜかオルガンの音楽が流れ始めると一気に緊張度がMaxになってしまい、写真では表情が硬すぎて泣いているように見えました。もっとリラックスすればよかったと後悔しています(涙)
挙式は以下の流れで進行。事前に説明は受けましたが、本番時は何も覚えておらず、指示される通り誓約の言葉を話したり、動いたりしました。
- Entrance 入場
- Marriage Prayer 結婚の祈り
- Reading 1 Corinthians 13 コリント前書13章
- Bible Teaching 聖書の教え
- Wedding Vows 誓約
- Exchange of Rings 指輪の交換
- Two in One 水合わせの儀
- Prayer 祈祷
- Marriage Proclamation 結婚宣言
- Wedding Kiss 誓いのキス
- Signing Marriage Certificate 結婚証明書サイン
- Blessing 祝祷
- Couple Exit 新郎新婦退場
挙式中では色んなハプニングが。例えば「指輪の交換」時に、牧師が一度話した言葉を繰り返す時に、なぜか夫が「証」と「誓い」を言い間違えてしまい、「緊張してるのは私だけじゃないんだな」と逆にホットしました(笑)
また、退場の時は普通に歩けば良かったのに、私は入場時と同じウェディングステップを踏んでいたので、夫が「遅いな…」と心の中で思っていたそう(笑)
シギラミラージュの挙式で特に特徴的だったのは「水合わせの儀」。本来神前式の伝統で、新郎新婦がそれぞれ水を注ぎ合わせることで、別々の環境(水)で育った2人が新しい家庭(水)を作ることを意味します。シギラミラージュ ベイサイドチャペルでは特別に取り入れており、台湾の親族にも日本の伝統を知ってもらえたら良いなと思いました。
⑥挙式後の写真撮影(チャペル内、シギラビーチ)
挙式が15分くらいで終了した後、再びチャペル内に入ってゲストと写真撮影しました。(ちなみに挙式後の写真撮影は、チャペル内か外で選べました)
また、挙式中は写真・動画撮影NGですが、終わった後は自由に撮影できたので、ここから友人に頼んでLINEでライブ配信を頼み、台湾にいる親や友人にもオンライン参加してもらいました。改めて友人に感謝です。
撮影タイムが終了したら、ゲストは先にリゾート内の「シギラビーチ」へ移動。私たちはしばらくチャペル内に残って再度写真撮影し、その後ビーチに行って合流しました。
あいにくの曇りでしたが、翌日は同じ時間帯に大雨が降ったので、曇りでまだラッキーでした。チャペルから5分歩くとシギラビーチに到着しますが、シュノーケリングもできて、ウミガメ遭遇率が80%以上もあるところです。(翌日潜った時は残念ながら見れなかった…)ともかく、チャペルのすぐ近くでゲストともビーチ撮影できるのは魅力的です。
写真を見ると分かると思いますが、風が本当に強かったです!前髪無し・すべてかっちりまとめる髪型が良かったかも。
Withコロナの国際結婚:オンラインの活用がポイント
シギラビーチ撮影の後に、まだお披露目パーティーと、プランで追加した「与那覇前浜ビーチフォトツアー」がありますが、長くなったので後編で振り返ります。
今回はあいにく新型コロナのせいで、日本側の親族と友人1名のみの参加となりましたが、通訳などを用意する必要がなくなったのはメリットでした。台湾側の親族・友人が実地参加できなかったのは残念ですが、オンライン配信で「海が綺麗!」「これがクラウド旅行か!」と沢山コメントをもらい、事前準備は大変だったけどやってよかったなと思いました。
▼オンライン配信の機材や準備、お披露目パーティー、前浜ビーチ撮影は後編をご参照ください
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