- 2023年9月10日
『僕と幽霊が家族になった件』登場人物の人物像や、カットシーンから分かる毛毛の過去
台湾映画『僕と幽霊が家族になった件』は、異性愛の男性警官が同性愛の亡くなった男性と冥婚し、彼の事故の真相を追っていくというテーマ。毛毛の出身大学院や、カットされた過去の学生時代の場面など、実は登場人物の人物像をより鮮明にさせるための細かい設定がされていました。今回はそれらの設定やトリビアを紹介したいと思います。
台湾映画『僕と幽霊が家族になった件』は、異性愛の男性警官が同性愛の亡くなった男性と冥婚し、彼の事故の真相を追っていくというテーマ。毛毛の出身大学院や、カットされた過去の学生時代の場面など、実は登場人物の人物像をより鮮明にさせるための細かい設定がされていました。今回はそれらの設定やトリビアを紹介したいと思います。
『僕と幽霊が家族になった件』は、「冥婚×同性婚」という斬新なテーマを描く台湾大ヒット映画。本作の主題歌と、ポールダンスのシーンと、ゲイバーで流れていた挿入歌をご紹介します。いずれも女性歌手「蔡依林 Jolin(ジョリン・ツァイ)」の楽曲ですが、彼女は本作のテーマであるLGBTQ+とも関係が深いのです。
『青春弑恋』は2021年11月に台湾で上映された台湾映画。台北駅で起きた無差別殺人事件を中心に、複数の若者が抱える欲求と苦悩が交差していく話を描く。若者たちが抱える悶々とした苦悩と、それが以下に無差別殺人事件に繋がったのかに重きを置いており、エドワード・ヤン監督『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』に通じる経脈を感じた。
『僕と幽霊が家族になった件』は、2023年2月から台湾で上映されて大ヒットした台湾映画。異性愛の男性警官が、冥婚で同性愛の亡くなった男性と結婚することになり、彼の事故の真相を追っていくうちに、大きな事件にも繋がっていくストーリー。今回は作中に登場した同性愛などに関する中国語の表現、隠語を紹介します。
『僕と幽霊が家族になった件』は、2023年2月から台湾で上映されて大ヒットした台湾映画。9日間で興行成績1億台湾ドルを達成し、今までの台湾映画で一番早く1億を超えた映画です。台湾人目線で、台湾の民間風習「冥婚」「紙紮(しさつ)」「ポエ占い」について書きました。
『ママボーイ』(原題:初戀慢半拍、英語題名:Mama )は、2022年8月から台湾で上映された恋愛映画。29歳の恋人ができたことがない内気な男性が、年上の女性と出会って仄かな初恋を味わう話。陳駿霖(アービン・チェン)監督、柯震東(クー・チェンドン)、徐若瑄(ビビアン・スー)、于子育(ユー・ズーユー)、范少勳(ファン・シャオシュン)ら主演。
台湾ドラマ『不良執念の破壊者』は、生死を彷徨う事故をきっかけにお祓い系の特殊能力を身につけた不良っぽい高校生が、女性警察官と医学生と一緒に事件を解決していく話。お祓い系ではあるものの、いわゆる「怨霊」「幽霊」ではなく、「人間の執念が具現化したもの」という設定と、書道×超能力という組み合わせが斬新だし、笑いもあり感動もありです。
台湾ドラマ『模仿犯』は、宮部みゆきの人気ミステリー小説『模倣犯』をベースにした台湾ドラマ。90年代の台湾を舞台に、連続殺人事件を引き起こす愉快犯と、その犯人を追う検察官の対峙や、事件を報道するテレビ局関係者のメディア倫理などを描く一作。吳慷仁(ウー・カンレン)、柯佳嬿(アリス・クー)、林心如(ルビー・リン)ら豪華キャストが出演することで注目されています。
台湾ドラマ『台湾・クライム・ストーリーズ』(原題『台灣犯罪故事』)、第4~6話の「死とともに生きる者」(原題「生死困局」)。一家惨殺事件の犯人として捕まった極道と、事件の真相を追う記者が対峙し、次第にそれぞれに秘められた秘密が明るみになってくる。善悪とは何か、真実は果たして重要なのかについて考えさせられた一作です。感想と、作中で登場した中国語のギャグ(冷笑話)をご紹介します。
Disney+で配信されている台湾ドラマ『台湾・クライム・ストーリーズ』(原題『台灣犯罪故事』)、第1~3話の「脱線」(原題「出軌」)。センシティブな実際の事件を基にしつつ、親子愛・兄弟愛・夫婦愛について切り込んだ一作。各人の重すぎる愛情や思惑を載せた列車は、平行線のまま走るのか、どこかで交わり転覆してしまうのか……?そんなメッセージを受け取りました。