今回は、台湾の定番おやつ「乖乖 孔雀捲心餅」を紹介したいと思います。
「乖乖 孔雀捲心餅」は、柔らかな口当たりのクリームを、サクサクとした軽い食感のワッフルでくるっと巻いた台湾のクリームワッフルロールです。
パッケージに記載されている「越冰越好吃」は、日本語で「冷やせば冷やすほど美味しい」という意味です。冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫で凍らせて食べると、また一味違った食感が楽しめます!
凍らせて食べると中のクリームが常温よりも硬めになるのでより食べ応えがあります!軽い食感がお好きな方は常温で、硬いクリームがお好きな方は凍らせて食べると良さそうです。
「乖乖 孔雀捲心餅」実食!
それでは「乖乖 孔雀捲心餅」を食べてみたいと思います!
日本では、「孔雀捲心餅 雞蛋布丁口味(プリン味)」と「孔雀捲心餅 咖啡口味(コーヒー味)」の2種類を購入することができます。
「孔雀捲心餅 雞蛋布丁口味(プリン味)」は、江崎グリコのコロンを長くしたような見た目です。外のワッフルはサクサクと軽い食感で、口の中で優しく溶けるプリン味のクリームと相性抜群!「もう一個だけ」とついつい手が伸びてしまいます!
「孔雀捲心餅 咖啡口味(コーヒー味)」は、ワッフル生地も少し黒めです。コーヒー味と言っても、それほどコーヒー感は強くなく、プリン味と比較すると甘さは抑えめでコーヒー風味の香ばしさがプラスされた大人の味といったところですね!
なお、「乖乖 孔雀捲心餅 雞蛋布丁口味」と「乖乖 孔雀捲心餅 咖啡口味」は、台湾食品オンラインショップ「Hojia Market」で購入することができます。気になる方はぜひ購入してみてください!
「乖乖」とは?
「乖乖(グァイグァイ)」は、中国語で「いい子、いい子」という意味です。
「孔雀捲心餅」を販売しているメーカー「乖乖」の、二本歯のキャラクター「乖乖」は世代を超えて台湾で愛されています。
「乖乖」は、黃俊雄氏の台湾人形劇「布袋戯(ポテヒ)」に出てくる登場人物「哈嘜二歯(ハベヌンキ)」をモデルにしています(「哈嘜二歯」は二本ので出っ歯の意味)。
ただ、大型帽子やマントはメキシコ風です。これは、「乖乖」のキャラクターが誕生した1968年にメキシコでオリンピック(メキシコシティーオリンピック)が開かれたためです。
「乖乖」という名前には、親が子供に対して「いい子にしててね」とお願いする時にあげるお菓子という意味が込められています。そして、子供を喜ばせるよう、台湾のスナック菓子で初めて、アニメキャラクターのシールやプラスチック製のおもちゃをおまけに付けたことでも知られています(現在は食品安全法の関係上、おまけは入っていません)。
「乖乖」の「いい子にしててね」という意味から派生して、台湾ではエンジニアが自分のプロダクトが想定通りに動くよう、機械の上に「乖乖」を置く願掛けが生まれました。台湾積体電路製造(TSMC)などと提携して、TSMCのオリジナルパッケージのお菓子を作成したりもしています。
なお、台湾の小学生は、自分の誕生日に「乖乖」のお菓子のバスケット(下の写真)を持って行って、クラス全員にお菓子を配るそうです。誕生日の人がお菓子を配るのは、面白い文化ですね!
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