この前Netflixで配信中の台湾ドラマ『天巡者』を見ていたら、主人公たちが「戰豆」（戦豆）というお菓子をよく食べていたので、とても気になっていました。
確認したところ日本にも正規輸入されており、夫に仕入れてもらい食べてみると、驚くほど美味しくてやみつきになりました。
今回は、『天巡者』の登場人物たちも大好きな台湾のそら豆スナック菓子「FIGHT Bean 戰豆」の味をご紹介したいと思います。
「FIGHT Bean 戰豆」とは
「FIGHT Bean 戰豆」は台湾の食品メーカー「食在好味道食品有限会社」が、2019年から販売開始したスナック菓子です。こちらの会社はもともとナッツ類、青豆やそら豆のスナック菓子を台湾大手航空会社（チャイナエアライン、エバー航空など）に販売していましたが、近年になってから、一般消費者向けの製品を生産し、スーパーや小売で販売し出したそうです。
「FIGHT Bean 戰豆」シリーズは6種類の商品（そら豆、青豆、ピーナッツ×それぞれ2種類の味）が台湾で販売されています。日本では現時点で「塩卵風味そら豆」と「ビーフ風味そら豆」の2種類が正規輸入されています。
ちなみに、「戰豆」（戦豆）という名前は、台湾華語（中国語）では「戦闘」と同じ発音（zhàn dòu / ㄓㄢˋ ㄉㄡˋ）です。日本語でも両方とも「せんとう」と読みますね。
「戦う豆」という名の通り、パッケージには騎兵隊のようなかわいいキャラクターがいて、そら豆をフォークで刺して戦闘モードに入っています。
塩卵風味そら豆（鹹蛋黄風味）
まずは台湾でもお馴染みの塩卵風味から。「鹹蛋」とは、アヒルなどの卵を塩漬けしたもので、台湾や中華圏、東南アジアで料理やスイーツの食材として使われています。
パッケージを開けると、中に個包装で7袋入っていました。（誘惑に負けて1つ食べてしまったので、写真では6袋のみ……）
個包装は手のひらに乗るサイズで、とってもかわいらしい！
さらに個包装の袋を開けると、台湾料理のような香ばしい香りに食欲をそそられます。まさに塩卵風味の香りです。
一口食べると、そら豆はカリっと揚げられて、食感がサクサクしていてやみつきになります。
塩卵の黄身の味付けもほどよく、想像したような塩辛さではないです。老楊の「鹹蛋黄餅」（ソルティーエッグ ヨーク クッキー）と似たような味わいで、少し甘味も感じたので、甘党も好きそうです。
ビーフ風味そら豆（川香牛肉風味）
次はビーフ風味を。「川香」の「川」は中国の四川を意味しており、四川料理風の香り豊かなピリ辛牛肉風味の味付けとなります。
こちらもパッケージを開けると中には個包装で7袋入っていました。（同じく写真を撮る前に1つつまみ食いしてしまいました）
同じ「戦豆」騎馬兵のキャラクターが載っています。
個包装を開けると、今度は四川料理の花椒や唐辛子の香りに嗅覚を刺激されます。
食感は塩卵風味と同じように、そら豆がサクッと揚げられており、一気に3～5個くらい口に放り込んでも食べやすい大きさです。
四川風のビーフ味も辛さが効いていますが、激辛ではないので、辛いのが苦手な人でも食べれそうです。辛さだけでなく、スパイスの香りや牛肉の旨味も詰まっており、複層的な味わいを楽しめます。
塩卵風味と四川ビーフ風味、どっちが美味しい？
どちらも美味しかったですが、辛党である自分は「ビーフ風味」の方が好きです！一方、甘党の夫は「塩卵風味」の方が好きという結果になりました。
味や食感もやみつきになりますが、開けた後の香りが本当に誘惑的なので、我慢できず一気に何袋も食べてしまいました。
台湾ドラマ『天巡者』での登場場面
台湾ドラマ『天巡者』では、何度か「FIGHT Bean 戰豆」が登場していますが、メーカーの公式Facebookを見ると宣伝もされているので、公式スポンサーとして紹介してもらっているようです。
たとえば以下のシーン。主人公の鍾馗（鍾正男）が部下の小七から「これを食べて戦闘力がアップしますように」と言われ、「FIGHT Bean 戰豆」をもらっています。
※画像は公式Facebook「戰豆Fight Bean」より引用。以下同
もしくはこちら。確か最後に歐陽凱らが転生を待っているときに、ゲームをしながら「FIGHT Bean 戰豆」を食べていたシーンだと思います。
他にも盧博雅教授が全聯スーパーで買い物をしているときに、小七に後をつけられるシーンで、教授が「FIGHT Bean 戰豆」を買い物かごにいれたり、いくつかのシーンで登場していました。
『天巡者』の神々も大好きな「FIGHT Bean 戰豆」を、日本でも食べて戦闘力を蓄えましょう！
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