台湾ドラマ『台北女子図鑑』(原題『台北女子圖鑑』、英語タイトル”Women In Taipei”)は、日本のドラマ『東京女子図鑑』をリメイクしたもので、2022年9月21日からDisney+で配信開始されました。
舞台は台湾の台北。台南出身の女性主人公が大学卒業後に台北へ引っ越し、仕事や恋愛などに悩みつつも、現代的な女性へ成長していく過程を描いています。
- 1 『東京女子図鑑』とは
- 2 台湾での評価
- 3 『台北女子図鑑』のあらすじ
- 4 『台北女子図鑑』の登場人物 / キャスト
- 4.1 林怡姍(リン・イーシャン)/ 演:桂綸鎂(グイ・ルンメイ)
- 4.2 許慧如(シュー・ホイジュ)/ 演:夏于喬(キミ・シア)
- 4.3 林怡淨(リン・イーチン)/ 演:林思宇(リン・スーユー)
- 4.4 許夏荷(シュー・シャーハー)/ 演:天心(ティエン・シン)
- 4.5 周明珠(チョウ・ミンチュ)/ 演:連俞涵(シンディ・リアン)
- 4.6 周奕君(チョウ・イーチュン)/ 演:陸明君(ルー・ミンジュン)
- 4.7 Sabrina(サブリナ)/ 演:張景嵐(ラン・チャン)
- 4.8 郭安禾(グオ・アンホー)/ 演:姚以緹(イレブン・ヤオ)
- 4.9 張敏敏(チャン・ミンミン)/ 演:楊謹華(シェリル・ヤン)
- 4.10 Sunny(サニー)/ 演:李霈瑜(リー・ペイユー)
- 4.11 Joy(ジョイ)/ 演:曾愷玹(アリス・ツェン)
- 4.12 李承恩(リー・チェンエン)/ 演:王柏傑(ワン・ポーチェ)
- 4.13 陳南(アーナン)/ 演:巫建和(ウー・チエンホー)
- 4.14 游瀚宗(ヨウ・ハンツォン)/ 演:禾浩辰(ハー・ハオチェン)
- 4.15 沈華慶(シェン・フアチン)/ 演:宋柏緯(エディソン・ソン)
- 4.16 劉東賦(リュー・タンフー)/ 演:鳳小岳(リディアン・ヴォーン)
- 4.17 何健寰(ホー・チェンフアン)/ 演:五月天 石頭(Mayday ストーン)
- 4.18 高松銓(カオ・スンチュアン)/ 演:林柏宏(リン・ボーホン)
- 4.19 吳執富(ウー・チーフ―)/ 演:張孝全(ジョセフ・チャン)
- 4.20 邱曉風(チウ・シャオフェン)/ 演:范少勳(ファン・シャオシュン)
- 4.21 方少文(ファン・シャオウェン)/ 演:周厚安(アンドリュー・チョウ)
- 5 『台北女子図鑑』のロケ地
『東京女子図鑑』とは
原作の『東京女子図鑑』は、東京カレンダーのウェブサイトで連載されていた同名小説をベースに制作されたドラマ。地方から東京へ上京した女性主人公・綾が、東京の各エリアを引っ越しながら、仕事と男と生活レベルをどんどんレベルアップしていく話ですが、さすが「港区女子」「港区おじさん」などのパワーワードを生み出した東京カレンダーだけあって、東京の限られたアッパー層のきらびやかな世界観や価値観が強調され、「イライラエンタメ」と呼ばれるほど話題になりました。
台湾での評価
そんな『東京女子図鑑』をベースに『上海女子図鑑』『北京女子図鑑』なども制作されました。『台北女子図鑑』もリメイクされると知った時は、期待の反面、「港区女子」のような概念もないし、東京ほど各エリアの特徴がはっきりしていない台北を舞台に、どのように脚色するかが気になりました。
そして『台北女子図鑑』が配信された後、「台南はこんな田舎じゃない」「台北人はこんな高慢ではない」「台北市と新北市はこんなに差が大きくない」「台中のお土産を台南のものとして描いている」などの声が多く、「台南人、台中人、台北人、新北市を一度に全部バカにしている」と言われてしまっています。また、「時代背景が20年以上昔」「ステレオタイプ」などの声もあり、ネットで若干炎上しています。
ただ、「安月給の若者の苦しさがよく描かれている」「都会で奮闘する人として共感できる」という声もあります。個人的にもフィクションとして「こんな高飛車な人いるんや~」とツッコミながら見ており、『東京女子図鑑』みたいに「イライラさせて話題にする」のが狙いであれば、かなり成功しているかと思います。
また、原作『東京女子図鑑』のように「港区女子」という限定された属性を作り上げていないのが問題点とも考えています。登場人物があたかも「全台北人」「全台南人」を代表しているようで、主語が大きすぎるため、視聴者が批判されたような気持ちになりやすいのでしょう。
まだ3話までしか見ていないので、最後まで見てまた印象が変わるかもしれませんが、登場人物が多すぎるので、まずは公式が紹介している主要登場人物(女子11名、男子10名)を整理しておこうと思います。
『台北女子図鑑』のあらすじ
台南で暮らす林怡姍(リン・イーシャン)は台北の生活に憧れ、大学卒業後に親の反対を押し切って台北へ引っ越す。
仕事がうまく行かなかったり、好きな人ができたりと、仕事や恋で多くの経験を重ねていく林怡姍(リン・イーシャン)は、同じく台北へ引っ越した妹や台南出身の幼馴染らと共に台北で20年間奮闘し、都会の大人の女性へ成長していく。
▼予告
『台北女子図鑑』の登場人物 / キャスト
※画像は公式Facebook「台北女子圖鑑」から引用しました。
※公式な訳ではないこと、現時点のストーリーや予告から推考している点もあることをご了承ください。
林怡姍(リン・イーシャン)/ 演:桂綸鎂(グイ・ルンメイ)
挑戦系女子
「過去の自分を抱きしめ、今の自分になる」
台南・永康から台北へ「北上」する。世界で1人だけの特別な存在を目指し、台北で奮闘する。
許慧如(シュー・ホイジュ)/ 演:夏于喬(キミ・シア)
向上心高い系女子
「子供のいる家庭こそ完璧な家庭」
不動産会社で働く。林怡姍(リン・イーシャン)の台南時代からの親友。「遊ぶのは良いけど、自分はしっかり守ること」と忠告してくれる存在。
林怡淨(リン・イーチン)/ 演:林思宇(リン・スーユー)
自由自在系女子
「自分は何が欲しいのかはずっと分かっていたし、他人が言うことも気にしたことがない」
eスポーツ選手。母から反対されても自分の夢を追い、他人からの評価も気にしない。
許夏荷(シュー・シャーハー)/ 演:天心(ティエン・シン)
都会系女子
「台北の女子は『貧乏』『不細工』『失敗』が怖い」
林怡姍(リン・イーシャン)の叔母。百貨店販売員。台北に引っ越したばかりの林怡姍を居候させる。
周明珠(チョウ・ミンチュ)/ 演:連俞涵(シンディ・リアン)
着実系女子
「どこに住むかは重要じゃない、重要なのは一緒に暮らせること」
林怡姍(リン・イーシャン)の同居人。みんなからは珠珠(チュチュ)と呼ばれている。美容室を開く夢があり、コツコツ貯金する。
周奕君(チョウ・イーチュン)/ 演:陸明君(ルー・ミンジュン)
決断系女子
「物事に正解不正解はない、あるのは選択のみ」
美容フェイスマスク会社のブランドディレクター。林怡姍(リン・イーシャン)の上司で、仕事の天気を与えてくれた人。
Sabrina(サブリナ)/ 演:張景嵐(ラン・チャン)
操縦系女子
「私の事をどう見ているかは知っている」
美容フェイスマスク会社の営業部の同僚。おしゃれには気を遣う。人の評判や噂はあまり気にしない。
郭安禾(グオ・アンホー)/ 演:姚以緹(イレブン・ヤオ)
縁任せ系女子
「考えてごらん。どうして彼はあなたを騙そうとしたのか?」
スピリチュアルマスター。林怡姍(リン・イーシャン)の恋の仮想敵らしい。
張敏敏(チャン・ミンミン)/ 演:楊謹華(シェリル・ヤン)
献身系女子
「嫁入り前に舞台で披露させるのはあなたの顔を立てているだけ。嫁入り後に外で披露するのは言語道断」
慈善財団の代表。
(『華燈初上』スーママの既視感が……)
Sunny(サニー)/ 演:李霈瑜(リー・ペイユー)
率直系女子
「比較しなければ傷つかない。でも比較しないと優劣が分からない」
やる気に満ちたOL。ストレートでサバサバした性格。
Joy(ジョイ)/ 演:曾愷玹(アリス・ツェン)
前衛系女子
「私のペースについて来れるかな。待ってあげないけど」
林怡姍(リン・イーシャン)の同僚。果敢にチャレンジする。
李承恩(リー・チェンエン)/ 演:王柏傑(ワン・ポーチェ)
見守り系彼氏
「どんなことがあっても離れない」
林怡姍(リン・イーシャン)の幼馴染。台南の伝統菓子屋の跡継ぎ。彼女をとっかえひっかえしているが、いつも林怡姍のそばにいる。
陳南(アーナン)/ 演:巫建和(ウー・チエンホー)
温暖系彼氏
「一緒に頑張って一緒に貯金し、素敵な未来を目指そう」
台北・永康街で「阿南小館という飲食店を経営する。同じ台南出身で、台南名物「牛肉スープ」を機に林怡姍(リン・イーシャン)と出会う。
游瀚宗(ヨウ・ハンツォン)/ 演:禾浩辰(ハー・ハオチェン)
肉食系彼氏
「直接伝えようと思ってた。他に好きな人ができた」
George(ジョージ)と呼ばれる。営業マン。林怡姍(リン・イーシャン)に職場のコツなどを教える肉食系男子。
沈華慶(シェン・フアチン)/ 演:宋柏緯(エディソン・ソン)
癒し系彼氏
「本当に何でも良いよ。君が選んで」
ITエンジニア。林怡姍(リン・イーシャン)が失恋した時に癒しとなる。あまりこだわりが強くない。
劉東賦(リュー・タンフー)/ 演:鳳小岳(リディアン・ヴォーン)
俺様CEO系彼氏
「君には変わらずにいてほしい」
美容フェイスマスク会社のマーケティングディレクター。Allen(アレン)とも。支配欲があり、彼女のことはすべて自分のコントロール下に置きたい。
※字幕ではフルネームがリュー・タンフーとなっていたが、トンフーの方が発音が近い?
何健寰(ホー・チェンフアン)/ 演:五月天 石頭(Mayday ストーン)
感覚系彼氏
「我々の間にルールはない。僕は君に対して正直でいる」
投資銀行の執行役員。男女の感情においてルールや制限を設けず、相手に対して素直。
高松銓(カオ・スンチュアン)/ 演:林柏宏(リン・ボーホン)
夢追い系彼氏
「約束して。しがらみに制限されず、自分なりの成功の定義をみつけて」
名升グループの二世。夢を追う男。
吳執富(ウー・チーフ―)/ 演:張孝全(ジョセフ・チャン)
独身系彼氏
「結婚とは人間の本質を試しているだけ。だが人間の本質ははかないものだ」
建築会社の社長。結婚しない主義。「子供を産むことは女にとっての『最後の一藁』」と考えている。
邱曉風(チウ・シャオフェン)/ 演:范少勳(ファン・シャオシュン)
年下系彼氏
「あなたの心の中で自分は重要であれば、それだけで十分」
バリスタ。年下のイケメン。海外ワーホリを夢見る。
方少文(ファン・シャオウェン)/ 演:周厚安(アンドリュー・チョウ)
異国系彼氏
「心の傷の痛みが少し治ったようだ。また何かを受け止められそう」
Owen(オーウェン)とも呼ばれる。星付きレストランのシェフ。
『台北女子図鑑』のロケ地
ストーリや人物像は色々言われていますが、台湾の各観光名所、グルメがたくさん登場するので、台湾の街並み、グルメが恋しい方は、旅行番組として見ても楽しめそうです。
以下の記事で第2話までの台北、台南ロケ地がまとまっています。
24個《台北女子圖鑑》拍攝場景!桂綸鎂吃的天津蔥抓餅、聚餐的乾杯,阿南麵館是這間 | 影劇星聞 | 妞新聞 niusnews
https://www.niusnews.com/=P0f80gfw0
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