『愛は3日後に』すれ違いの純愛を描く台湾ドラマ【あらすじ、登場人物】

台湾ドラマ『愛は3日後に』（原題『愛情發生在三天後』、英語タイトル”No Regrets In Life”）は、2022年6月18日から台湾のテレビ局とNetflixで配信開始する純愛恋愛ドラマ。主演は劉冠廷（リウ・グアンティン）、陳庭妮（アニー・チェン）、孟耿如（モン・ガンルー）、施名帥（シー・ミンシュアイ）、林哲熹（リン・ジェーシー）、謝沛恩（アギー・シエ）、袁艾菲（ユエン・アイフェイ）、陳語安（ケイティ・チェン）ら、有名な俳優・女優陣が勢ぞろい！

タイトルの「愛は3日後に」は、学生時代にお互い惹かれ合う男女が、女性側から告白したものの、男性側が「3日間考えさせてくれ」と答え、そのまますれ違う……という内容から来ています。この主人公の男女を演じる劉冠廷（リウ・グアンティン）と陳庭妮（アニー・チェン）は、2021年に話題となった台湾ドラマ『火神の涙』（原題『火神的眼淚』）でもカップル役を演じたばかりで、今回のドラマ『愛は3日後に』で再び恋人役で共演することが注目されています。

久々に台湾とリアルタイムで台湾ドラマを視聴できるのが嬉しいです。予告を見ると登場人物の関係が複雑そうなので、予習しておこうと思います！

『愛は3日後に』のあらすじ

女性主人公の寧幼竹と、男性主人公の汪研は大学時代の友人で、お互いに好意を持っている。卒業を控えたある日、寧幼竹が勇気を振り絞って「私のこと好き？」と聞いたら、汪研はなぜか「3日間待ってくれ」と答え、そのまま二人はすれ違ってしまう。

その8年後、大学の同窓会に出席した寧幼竹は汪研と再会する。大学の同期たちは復縁をお膳立てしようとするが、寧幼竹には彼氏がおり、汪研もすでに結婚して奥さんがいた……。

▼予告編（Netflix日本語字幕版）

『愛は3日後に』の登場人物 / キャスト

※一部ネタバレを含みますのでご注意ください。

※画像は公式Facebook「愛情發生在三天後 No Regrets In Life」から引用しました。

汪研（ワン・イェン）/ 演：劉冠廷（リウ・グアンティン）…33歳

スキンケア商品の商品開発部マネージャー

宜蘭の大学へ進学し、会計学科で同じクラスの寧幼竹と知り合う。

7歳の時に両親が離婚し、父親が家から追い出される。その3日後に、父親が火事で亡くなったことをきっかけに、「人生における重大な決断は必ず3日間検討する」習慣を身に付ける。

​ロジカルで計画性のある性格だったが、行き当たりばったりで突拍子もない寧幼竹に出会ってからは、彼女に振り回されるようになる。

寧幼竹（ニン・ヨウジュー）/ 演：陳庭妮（アニー・チェン）…33歳

銀行消費者金融部門のチーム長

芯が強く、はっかり主張し、決断も早い女性。気の強い女性だと思われるが、汪研だけが「衝動的になるな」と彼女を落ち着かせることができる。

汪研とは喧嘩することもあったが、いつも3日後に汪研から謝られて仲直りする。が、卒業前に告白した時に「3日間考えさせてくれ」と言われたことでプライドが傷つき、そのまま8年間すれ違ってしまう。

辣手（ラーショウ）/ 演：施名帥（シー・ミンシュアイ）…33歳

本名「張凱新（ジャン・カイシン）」、汪研と幼竹の会計学科の同期

​大学時代からイケメンでモテモテ。演劇部の部長で、ギターも弾け、歌も歌え、かつ撮影もできて多才。

遊び人のように見えるが、なぜか同じクラスのある女の子だけには出を出さない。

汪研とは大親友。自分の何気ない冗談のせいで、汪研と幼竹を引き離してしまったと自責の念を抱く。人生最後の願いとして二人を復縁させようとする。

張荳蔻​（ジャン・ドウコウ）/ 演：孟耿如（モン・ガンルー）…33歳

幼竹の大学のルームメイト、卒業後は芸能界でマネージャーを務める

学生時代は一匹狼であまり友達がいなかった。

幼竹と寮のルームメイトになった後、姉御肌の幼竹がよく守ってくれたりしたが、自分が見下されているような気持ちを抱いてしまう。眩しすぎる幼竹を見ていると息が詰まりそうなので、卒業後は徐々に関係が疎遠になってしまう。

邱雨涵（チウ・ユーハン） / 演：陳語安（ケイティ・チェン）…33歳

汪研と幼竹の会計学科の同期、お金持ちのお嬢さん

綺麗だが近寄りがたい高嶺の花。「辣手」が唯一出を出せなかった女の子。

​実は「辣手」のことが好きだったが、誰もそのことを知らず、そのまま二人は卒業してしまう。大学卒業後、イギリスへ留学し、親の手配で結婚したが、そこから不幸な人生が始まってしまう。数年後、再び「辣手」に会うまでは……。

小畢（シャオビー）​ / 演：林哲熹（リン・ジェーシー）…25歳

本名「畢家達（ビー・ジャーダー）」、幼竹の彼氏、無名な劇場の役者

幼竹とは劇場での公演で出会う。彼が演じる「影」の役が、失恋の悲しさから立ち直れない幼竹の心を深く動かし、公演後に声をかけて知り合う。
​​
付き合い始めてからは、幼竹が収入面などで支えてくれたりするが、彼女に釣り合う男になれるよう、役者の仕事に励む。だが、なかなか良い機会がなくストレスを抱える。

梁信真​​（リャン・シンジェン）/ 演：謝沛恩（アギー・シエ）…29歳

汪研の奥さん、スキンケア商品のマーケティング部マネージャー

​融通が利かず、会社でよく同僚と衝突してしまうので、汪研がよく代わりに後始末したり、人間関係を円滑にさせたりしてくれる。

もともとは会社で気の合う先輩後輩の関係だったが、​汪研と結婚した2日後に、早速性格の不一致に気づき、顔を合わせる度に喧嘩してしまう。

洪大芳​​​​（ホン・ダーファン）/ 演：袁艾菲（ユエン・アイフェイ）…34歳

汪研と幼竹の会計学科の同期、幼竹の親友​

クラスでみんなから好かれて、信頼されるリーダー的な存在。卒業してから8年経った後も、同期たちの最新情報をすべて把握している。

学籍番号が幼竹と近かったので、入学時からいつも近くの席に座っており、彼女にも何かと気を掛けている。

『愛は3日後に』の気になるポイント

「熟考することが必要な愛は、本当の愛なのか？」

ドラマのタイトルの通り、主人公の二人は両想いだったはずなのに、告白された後に「3日間考えたい」ということで8年間もすれ違ってしまいます。女性側は「愛は心で感じるもの」「理性で考えるものではない」と考えますが、男性側は「適当に本能に任せるものではない」「愛はしっかり責任を持って考えるべき」と主張します。

このように、このドラマでは「時間をかけて考える必要がある恋は、真実の愛なのか？」という難しい問題について描いていますが、なかなか正解のない問いですね。

確かに、映画やドラマでは、「衝動的な恋」「ハードルが高い恋」ほど燃え上がりますが、相手を思うあまり、告白されてから即座に答えが出ないこともあるでしょう。「相手の気持ちが読めない」「自信がない」「自分の本音を隠している」などの理由ですれ違うことを、このドラマの様々な登場人物を通して描こうとしているのかなと想像しています。

「サメ女」と呼ばれる陳庭妮演じる寧幼竹

陳庭妮（アニー・チェン）が演じる寧幼竹は、なかなかストレートで活発な女性っぽいですが、劉冠廷（リウ・グアンティン）が演じる汪研に「噛みつく」ことが多く、台湾では「鯊魚女」（サメ女）の称号を得ています。

ドラマの設定では、大学時代に「友達以上、恋人未満」だった関係の時から、二人は仲が良く、幼竹は怒りすぎて気持ちを落ち着かせられない時に、文字通り汪研に噛みつきます。第1話でも早速噛みつくシーンがありますが、サメのぬいぐるみ（IKEAの有名なあのぬいぐるみ？）も登場。そして汪研はかぶりつく対象として「雞腿男」（チキン男）の称号を獲得します。

ちなみに、演技中は本気で噛みついていませんが、陳庭妮が嚙みついた後に、劉冠廷が冗談半分で匂いを嗅ごうとし、陳庭妮が焦ってウェットティッシュで拭くというエピソードもありました（笑）

大学の純愛、友情、青春ドラマ

大学の同期たちが、卒業8年後に再会するという設定ですが、濃密な友情を築き上げた会計学科の同期9名たちが「九個太陽」（9個の太陽）と自称しています。パワフルで熱い友情から来ているのかな？ただ9人もいたら誰が誰なのかちゃんと覚えらるのかが不安です。

学生時代の純愛や友情などの内容は、見たら自分の学生時代を懐かしく思い出しそうです。特に施名帥（シー・ミンシュアイ）は、劉冠廷（リウ・グアンティン）や陳庭妮（アニー・チェン）ら主演とは少し歳が離れているので、彼が同級生役、しかもモテ男を演じることが以外でしたが、お調子者である反面、何か切なそうな秘密を抱えているので、この役が個人的に一番気になります。

ブログの更新情報をメールでお知らせします。
ぜひご登録ください！

Copyright secured by Digiprove © 2022