『ふたりの私』女性への暴力を描く台湾サスペンス【あらすじ・登場人物】

「バラバラになった魂はあの日に取り残されている」

英語の名前はセハー（Seher）。ヘッドハンターとして伯樂（ポーラー）人材紹介感謝で働く。仕事熱心なバリキャリ女子だが、過去のトラウマに悩む。

ある日交通事故に遭い、昏睡状態から目が覚めたら、宜蘭県の実家に戻っていた。

「悲劇を終わらせる方法は、真相を告白することのみ」

李皓明（リー・ハオミン）
林晨曦（リン・チェンシー）の優しい彼氏。IT企業で製品開発部マネージャーとして勤め、アメリカ駐在のチャンスを得たものの彼女のために諦める。

劉常宇（リウ・チャンユー）
宜蘭の警察官。彼氏のはずの皓明（ハオミン）と顔がそっくりだが、話し方も性格も職業も全く異なる。元高校教師が看護施設で殺された事件を追う。

「立ち直れるように必死に頑張った」

杜駿儒（ドゥ・ジュンルー）の妻。林晨曦（リン・チェンシー）の中学の先輩。巍霖（ウェイリン）介護施設で看護師長として働く。

「生意気な女が一番嫌いだ」

職場での英語名はダニー（Danny）。顏聖華（イエン・ションホワ）の夫。林晨曦（リン・チェンシー）と同じ人材紹介会社に天下りで入社し、彼女に勝とうとあらゆる手段を講じる。

「妥協して自分を見失うことは、偽善より恐ろしいと思わない？」

林晨曦（リン・チェンシー）の高校以来の親友。正義感が強く、ジェンダー平等に対する意識が高い。達通グループの企画部に応募したが、秘書室で働くことになる。

「自分は永遠に付属品のままのようだ……」

林晨曦（リン・チェンシー）の高校以来の親友。マーケティング会社で働く。裕福な家に生まれるが、完璧を求めるあまり自信がない。

「ある種の渇望は解放されないかぎり、ずっと過ちを犯し続けるしかない」

林晨曦（リン・チェンシー）の高校の理科教師。優秀教師として受賞したこともある。晩年に巍霖（ウェイリン）介護施設で殺害される。

「この世界には醜い一面も、美しい景色もある」

林晨曦（リン・チェンシー）の大学時代の交際相手。彼女のトラウマと悲しみを一緒に背負おうと努力する。

「欲しいものは何でもあげられる」

楊佳纓（ヤン・ジアイン）の父の友人のボンボン息子。ジェンダー平等意識が低い。

「ただ完璧な家庭を守りたいだけなのに」

謝志忠（シエ・ジージョン）の妻。完璧主義者で、些細なミスでも許さない性格。

「昔のことを忘れて、絶対に元気になって」

林晨曦（リン・チェンシー）の母親。隠し事をしてまでも娘や家庭を守る。

「時間を戻せたら、君のことを必ず守る」

林晨曦（リン・チェンシー）の父親。宜蘭で公務員を務め、幸せな家族と学業成績が優勝な双子の子供を誇りに持つ。

「あと1分君より遅く生まれていれば……」

林晨曦（リン・チェンシー）の双子の弟。よく兄妹喧嘩するが仲は良かった。大学卒業後に引きこもるようになる。