- 2021年1月24日
- 2022年2月13日
『縄の呪い2』:台湾ホラー映画に登場する台湾民間信仰の儀式「送肉粽」
台湾映画『縄の呪い2』(原題『馗降:粽邪2』)は2020年に公開されたホラー映画、2018年の同シリーズ第1作(原題『粽邪』)と同様、台湾中部の民間信仰儀式「送肉粽」を題材にしています。本映画をより深く理解できるよう、本作に登場する台湾民間信仰、道教文化についてご紹介します。
台湾映画『縄の呪い2』(原題『馗降:粽邪2』)は2020年に公開されたホラー映画、2018年の同シリーズ第1作(原題『粽邪』)と同様、台湾中部の民間信仰儀式「送肉粽」を題材にしています。本映画をより深く理解できるよう、本作に登場する台湾民間信仰、道教文化についてご紹介します。
台湾ドラマ『返校』では、白色テロの歴史要素や心霊ホラー要素に加えて、民間信仰や道教など、台湾文化の特徴が多く登場する。前回の記事では、地縛霊となった先輩方芮欣(ルイシン)や降霊術「筆仙」について紹介した。今回は程文亮一家が営む寺廟「城隍廟」を中心に、台湾民間信仰における鎮魂儀式や擲筊(ポエ占い)について紹介したい。
台湾ドラマやゲーム『返校』では、白色テロの歴史要素や心霊ホラー要素に加えて、民間信仰や道教など、台湾文化の特徴が多く登場する。今回はドラマ内に出てくる台湾民間信仰のうち、先輩方芮欣(ルイシン)が怨霊になった理由や、学生たちが行った降霊術「筆仙」について紹介したい。
Netflixの台湾ドラマ・天巡者と返校には「城隍」(城隍爺)という台湾の神様が登場する。城隍は台湾人なら誰でも一度は聞いたことがある有名な神様だが、「土地の神様」と、「冥界の司法官」としての役割を担っている。本記事では、城隍の由来、歴史や役割、同じく土地を守る神「土地公」との違いについて紹介する。
ホラーゲームをもとに製作された台湾ドラマ『返校』は、過去に台湾で起きた「白色テロ」をテーマに物語が進み、随所から「白色テロ」当時と同じような出来事が見られる。そこで今回は、ドラマ内で見られる白色テロの象徴「禁書」「禁歌」「鬼札(幽霊札)」「監視・密告」について考察していきたい。
台湾ドラマ『未來媽媽』は、題名「未来ママ」(将来お母さんになる人)という意味から分かる通り、結婚適齢期の女性たちが「結婚・妊娠・不妊」で悩み、成長していく話を描く。ちょうどアラサー女性が気になるトピックスばかりなので、このドラマの概要やあらすじ、登場人物について深掘りしてみた。
道教は、老荘思想、陰陽五行思想、神仙思想など様々な思想が融合した台湾・中国の宗教の一つである。道教と言っても、日本人にはあまり馴染みがないかもしれない。但し、実は様々な面で日本文化も大きな影響を受けている。今回は、道教の影響を受けている日本文化の例をまとめてみた。
2020年10月より放送開始した台湾ドラマ『天巡者』は、日本のNetflixでも毎週月曜日に最新話を更新中!前回の記事では、鍾馗や孟婆をはじめとする主要登場人物や道教の話を少し紹介した。今回は鍾馗の部下として働く脇役の二人、七星剣霊の女の子「小七」と蝙蝠(コウモリ)男「阿福」の人物設定について深堀していきたい。
2020年10月25日から放送開始の台湾ドラマ『天巡者』(The Devil's Punisher)は、道教系の神・鬼王「鍾馗」が鬼退治する話を描く。道教や台湾民間伝承をモチーフにしているので、今回はドラマの内容をより楽しめるよう、道教の神々についての基礎知識とあわせて登場人物を紹介していきたい。
台湾では耳が痒いのは、誰かに恋しがられている、または悪口を言われているから?女性を「三八」と呼ぶのは悪口?台湾ドラマを見て夫と中国語(台湾華語)を学ぶシリーズ、今回は『華麗なるスパイス』第15~17話から、面白いと思った台湾の中国語表現、単語、文化とあわせて、感想も紹介していきたい。