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辛党R

  • 2021年4月3日
  • 2022年2月13日

鍾馗はなぜ神様になった?盧杞との関係は?-台湾ドラマ『天巡者』から見る鍾馗伝説

Netflixの台湾ドラマ『天巡者』は、台湾民間信仰・道教の神話を多く取り入れた作品です。特にドラマの終盤では、鍾馗の前世(なぜ一般人から神様になったのか)や、宿敵「盧杞」の話が登場しますが、実はドラマの創作ではなく、道教の神話や中国の野史に基づいています。今回は、台湾人に馴染みの深い鍾馗の伝説を紹介したいと思います。

  • 2021年3月6日
  • 2022年2月13日

『ひとつの太陽』(陽光普照/A Sun)感想:家族の影と光を描く台湾映画

Netflixで見られる2019年の台湾映画『ひとつの太陽』(原題:陽光普照)は、少年犯罪、未成年の妊娠、不器用な家族愛などを描き、アカデミー賞へのノミネートも期待される大作だ。本記事では長男アーハオのモデルになった人物や、「司馬光の水がめの話」などを中心に、各登場人物が抱える闇と作中の暗喩ついて考察する。

  • 2021年2月22日
  • 2021年2月22日

【日台結婚】宮古島シギラミラージュ ベイサイドチャペル:オンライン結婚式レポ(後編)

2020年10月末、コロナ禍の真っ只中に、沖縄県宮古島で日本側親族+台湾側友人1名で結婚式・お披露目パーティーを開催しました。前編の記事では、挙式までの流れについて振り返りましたが、後編ではオンラインお披露目パーティー(ライブ配信)の事前準備と方法、一番楽しみにしていた前浜ビーチの撮影について記録していきます。

  • 2021年2月7日
  • 2021年2月22日

【日台結婚】宮古島シギラミラージュ ベイサイドチャペル:オンライン結婚式レポ(前編)

2020年10月末、沖縄県宮古島で日本側の結婚式を開催しました。新型コロナにより、規模を縮小して日本側親族+友人1名のみが現地参加、台湾側の親族と友人は全員オンラインで参加しました。遠距離恋愛かつ国際結婚だったので、プロポーズから結婚式まで3年以上経ち、本当に長い道のりでしたが、思い出として記録を残したいと思います。

  • 2021年2月3日
  • 2022年2月13日

『未来モール』:台湾SFサスペンスドラマのあらすじと登場人物、見どころ紹介

Netflix配信中の台湾ドラマ『未来モール』(原題『預支未來』)は、台湾政府脚本賞の受賞作を基に制作され、未来の商品が買えるECサイト「未来モール」がいくつもの謎の事件を引き起こし、人間の根源の欲望が暴き出されていく内容。SF・サスペンス・犯罪ドラマ好きの方にはおすすめです。本記事ではドラマの見どころや感想をご紹介します。

  • 2021年1月24日
  • 2022年2月13日

『縄の呪い2』:台湾ホラー映画に登場する台湾民間信仰の儀式「送肉粽」

台湾映画『縄の呪い2』(原題『馗降:粽邪2』)は2020年に公開されたホラー映画、2018年の同シリーズ第1作(原題『粽邪』)と同様、台湾中部の民間信仰儀式「送肉粽」を題材にしています。本映画をより深く理解できるよう、本作に登場する台湾民間信仰、道教文化についてご紹介します。

  • 2021年1月17日
  • 2022年2月13日

『返校』ドラマ版:台湾歴史「白色テロ」の史実や、映画『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』との比較

台湾ドラマ『返校』(Detention)は、台湾歴史「白色テロ」の不安や恐怖を描きつつ、最後に希望も感じさせる傑作だ。本記事では『返校』のモデルとなった史実や、同じく白色テロを扱った歴史上の名作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』との類似点を見ていきたい。

  • 2021年1月11日
  • 2021年1月12日

日台夫婦の台湾人妻、義実家でお正月初体験

今年のお正月は新型コロナで例年とは違う雰囲気ではあったが、私にとっても初めて義実家で年末年始を過ごし、色んな初体験をすることができました。日本人からしたら当たり前のことばかり、でも外国人だからこそ新鮮に感じる!台湾人妻の視点から、お正月で初めて体験した日本の伝統・風習を記録してみました。

  • 2021年1月1日
  • 2022年2月13日

『返校』から学ぶ台湾文化:民間信仰の鎮魂儀式とポエ占い

台湾ドラマ『返校』では、白色テロの歴史要素や心霊ホラー要素に加えて、民間信仰や道教など、台湾文化の特徴が多く登場する。前回の記事では、地縛霊となった先輩方芮欣(ルイシン)や降霊術「筆仙」について紹介した。今回は程文亮一家が営む寺廟「城隍廟」を中心に、台湾民間信仰における鎮魂儀式や擲筊(ポエ占い)について紹介したい。

  • 2020年12月30日
  • 2022年2月13日

『返校』から学ぶ台湾文化:民間信仰の降霊術「筆仙」

台湾ドラマやゲーム『返校』では、白色テロの歴史要素や心霊ホラー要素に加えて、民間信仰や道教など、台湾文化の特徴が多く登場する。今回はドラマ内に出てくる台湾民間信仰のうち、先輩方芮欣(ルイシン)が怨霊になった理由や、学生たちが行った降霊術「筆仙」について紹介したい。